2004.05.04

テガレンジャー、イレンジャー、スギナ☆ミライ...

またまたアサヒ・コムの記事

正義の味方「テガレンジャー」、手賀沼の美化に一役
に触発されてしまいました。
地方自治体系正義の味方のご紹介

その1、テガレンジャー
テガレンジャーは千葉県の沼南町商工会青年部の会員が手賀沼を汚す「暗黒軍団」を退治するために立ち上がった正義の味方である!デカレンジャーではないぞ!

テガレンジャーは

  • 太陽の戦士レッド
  • 水の戦士ブルー
  • 大地の戦士イエロー
の3人戦隊だ!この際関係ないけど某団体の旗の色の説明をすると赤は勝利、黄色は栄光、青は平和、を表すそうだぞ!

敵、暗黒軍団は、

  • 環境破壊研究者(!!)の青子博士
  • 怪人アオミドロン
  • 戦闘員ppm(ピピム)
の3怪人だ!
ちなみにピピムⅩ氏は、沼南町商工会青年部の掲示板に頻繁に現れているぞ!

手賀沼の浄化をかけた戦いは本日(2004年5月4日)午後3時より、「さわやかプラザ軽井沢」で繰り広げられる! 要注目!

ちなみに沼南町、白井市、鎌ヶ谷市以外の住民の場合、さわやかプラザ軽井沢の設備利用に600円かかる!該当地域の人の場合は400円と東京の銭湯並みのおトクプライスだ!


その2、杉並戦隊イレンジャーと環境派天使(エコロジーエンジェル) スギナ☆ミライ
杉並区マイバッグ普及をかけて戦う、「杉並戦隊イレンジャー」「環境派天使 スギナ☆ミライ」の活躍はココからダウンロードできる!さすがにアニメで町おこしを狙うだけあって杉並区、やることにソツがないぞ!

イレンジャーは有名なのでおいといて、スギナ☆ミライの敵は!

  • 無駄津(むだつ)甲斐(かい)こと悪の秘密結社過剰包装ツツミ隊(かじょうほうそうつつみたい)の長(おさ)タイリョウ・ショウヒ
  • 怪人レジ袋改め怪人ラッピング

スギナ☆ミライのお友達

  • マイバッグの精=マイバッキュ
変身のおまじないは Reduce Reuse Reduce Recycle だ!

詳しい解説は、杉並戦隊イレンジャー制作団体、「穴」のirenger_link.gif
杉並戦隊イレンジャー非公式ファンサイト
をご紹介しますのでレッツ・エコロジー!


!の使いすぎでちょっと疲れたぜー。

2004.03.21

「イノセンス」に映像美と主題の乖離を観てきた

「イノセンス」を観てきたが、観にいってゲッソリしている。それはなぜか。

主題を表現するために不要とも思えるシーンが多く、「映像美」が主題表現と結びついていないのだ。ギミックに走っているが、まさにマヤカシとしてのギミックともいえる。その点が気に入らないのだ。ハリウッド系のよくできた、シーン一つ一つに無駄が無い、厳しいダイエットの結果ともいえる濃縮された映像の連鎖を期待していたのだ。

ストーリーの元ネタは漫画の1冊目にはいっている。

主題が暗示的、主題に対する答えも暗示的だ。
何を読み取るかは人によってちがうと思うが、実体と論理的な存在としての両面(つまりほとんどすべての意味での)アイデンティティーの危機を描いている、と私は受け取った。

この作品、己の気持ちをセリフにして語るところがほとんど無い。語る場合はすべて引用の形である。ストレートにはいわないのだ。これでアメリカ人に受けるかどうかはタイヘン怪しい。ストーリーは単純、派手なアクションシーンはそれなりに派手、エスニックを感じさせる祭りのシーンなどもあるので、その辺で受けを狙うのか。

そんな中で、ストレートな感情発露であるバトーの事件解決時の啖呵が意外と重要。というか、「人形」を軸として葛藤を捕らえた場合、ここですべての回答が示されていると思われる。バトーの「人形」としての矜持みたいなものを感じる。

ご覧になる方は、オタクに対して仕掛けられた罠に囚われることなく、注意して観て、よく反芻していただきたい。
ハリウッド型の「あーおもしろかった」で終わるタイプの映画ではなく、たぶん観終わった後に考える時間が長く、考えることによって観客自身にプラスされる考え方や概念が多いタイプの映画なのだ。これは。


主題と映像美の乖離自体も罠である可能性がある。そのレベルの理解を推し進めるためには、受容しそこなった何かがあるのかもしれない。それはちょっと痛い。

まだ観終わって18時間程度なので、この程度の理解です。
もうちょっと深い理解ができたら書き足すかもね。

2004.03.02

Production I.G. の辿った路、とかイノセンスとか

アニメ界の「寅」が下請けビジネス変えた プロダクション・アイジー社長 石川 光久さん(45歳)

寅さんは放浪先がビジネスの拠点なので石川社長の放浪とはちがうのだが、人情に深いという点は共通点といえよう。

そんな表皮的な指摘はさておき、石川氏の

アニメビジネスを変えた、と言われる。挑んだのは下請け体質からの脱却。
という狙いは今のところ成功している。氏の Production I.G. はアニメ製作会社のトップブランドとなっているのだ。

アニメのブランドというと、ジブリ、ガイナックス、Production I.G. という順にわたしの頭の中ではリストが組まれている。それ以外の会社はアニメーションの制作主体ではなく、製作工房であり、テレビ局と玩具メーカーと広告代理店がリーダーシップをとって、実製作がそれらアニメの会社、というイメージだ。

(以下断言しているところは私の認知上でという話なのでそれはちがう!という場合はコメントください)

以前はアニメーションの会社が制作主体となることはなく、コピーライトがアニメの会社に留保されるということはなかったようだ。が、石川氏は、それを自分たちのところにもぎ取ることに成功したのだ。

自分たちのもの、とすることが、より高品質な付加価値の高い作品を作ってゆこう、という意欲にも繋がるのであろう。そのように自分たちの仕事の付加価値を高めていこうと努力する点がすばらしいと私は感じる。

日本の労働現場では、目の前の与えられた仕事に精進することが美徳と考えられ、いかにその仕事が重要であるか、または無意味であるか、というような疑いを仕事に対して向けることは「余計なこと考えてるんじゃない」と攻撃される。ある意味考えることを禁止されているような状況だ。

現在の比較的ゆとりがある日本社会の状況では、もう目の前の仕事に精進するだけではなく、その意味を考えたり、その意義を高めることを、行わなければいけないのではないか?


西洋絵画の歴史を考えてみても、初めは教会の壁を飾る故事を語るものとして発達した。絵師は職人であって、そこに現在のアーティスティックな雰囲気は一切なかった。絵を描くということは自己表現の手段ではなく、神の御業に近づく手段でしかなかったのだ。

それになぞらえて考えれば、現在のアニメ製作や、そのほかの労働の中から、未来において「芸術」になりうるものが隠れているかもしれない。

風呂敷が広くなってきたのでこの辺りで止めにしよう。


最後に、
Production I.G. は、付加価値や評価が高い仕事を行うが、同時に小さな仕事もきちっとこなす工房としての立場も忘れない。これはなかなか面白い。と、魁!!クロマティ高校を観ながらおもいましたよ。

2004.02.28

Production I.G. の辿った路、とかイノセンスとか

アニメ界の「寅」が下請けビジネス変えた プロダクション・アイジー社長 石川 光久さん(45歳)

↑社長石川氏が、どの様な考え方で Production I.G. を率いてきたのかの一端に触れることができるのでとりあえず読んだほうがよいと思う。

というわけで次回予告:この話の感想を書きます。

2004.02.27

輸出できる文化は何だ?: イノセンスと遊戯王の海外配給決定と OUT のエドガー賞

元祖しゃちょうの日本で伸びているコンテンツビジネスがアニメだけという話を見ていてふと考えた、
日本から欧米に輸出できて金が取れるのは何かというお話

またまたまたアサヒ・コムから「日本製のアニメ映画、封切り前に世界評価 海外配給決定」のニュース。劇場用映画、イノセンス遊戯王の海外配給が決まったというお話です。

記事をよく読んでみると、遊戯王の映画は日本での公開予定がないという点は注意が必要かもしれません。

イノセンスは士郎正宗氏の攻殻機動隊を原作とする押井守監督の劇場アニメ映画。人と機械の境界線で魂の存在が己とはなんぞやと右往左往あーたらこーたらするという内容でしょう。たぶん。来週公開ですので内容は判りませんが。

攻殻機動隊は以前「GOHST IN THE SHELL/攻殻機動隊」のタイトルで漫画の1冊目に該当する部分が押井守氏の監督でアニメ映画化されており、日本製の映画が、米国のBillboardセルビデオランキングで1位を獲ったというところで注目を浴びました。

日本でアニメファンの熱狂的支持があるもの(押井作品には熱狂的支持者がいる)が、海外でも受けるというのがなかなか面白いところ。
ですが、よく考えると、1970年代には米国製テレビ向けアニメーションが東京12チャンネルなどで放送されていて、コドモだったわたしや周りのガキンチョどもは楽しく観賞していたわけですから、アニメーションのレイヤーでは日本人と米国人でも互換性が高いと考えてもよいはずです。

ちょっと前までいけるゼと思われていたテレビゲームに関しては、3DO の失敗や Xbox の日本での低迷などを引っ張り出すまでもなく、米国製ゲームが日本人にウケず日本製が米国人にウケないというのは皆さん感じるところだと思います。

日本のもので欧米でウケているものは、アニメだけではなく、恐怖映画もあります。ハリウッドリメイクの「リング」等が目立っていますね。そのほかにも、最近、桐野夏生「OUT」、世界最大「エドガー賞」候補にというニュースもあり、日本製の虚構は結構欧米でウケるのではないかという予感がするのですよ。

大塚英志氏が、「不良債権としての『文学』」で文学のビジネスモデルを見直すことによって不良債権からの脱出を図るような話を書いていますが(ごめんなさい、まだちゃんと読んでません)、持ってゆく市場によってはすごい勢いで売れるっていうことも考えられませんかねえ?

手始めに綿矢りさを米国にもってくというのはいかが?
orkut.com に綿矢りさグループでも作ろうかしら。

他のアカウント

無料ブログはココログ

類似品にご注意


  • 「国民生活の安定及び向上に寄与するため、総合的見地から国民生活に関する情報の提供及び調査研究を行うとともに、重要消費者紛争について法による解決のための手続を実施すること」を目的とする独立行政法人「国民生活センター」と当 blog は関係ありません。
    共通点は総合的見地から国民の生活を見つめることぐらいです。

広告

  • Google AdSense